マーフィーの法則

今回の原発の事故を見ていると、マーフィーの法則そのものですね。
マーフィーの法則の基本精神
・起こる可能性のあるものは、いつか起こる
・うまくいかなくなりうるものは、うまくいかなくなる
・うまくいかなくなるいくつかの方法があるとき、そのうちでも最悪のものが起こる
・何かを行うのに複数の方法があり、それらの方法のひとつが破滅的な結果を及ぼす
ものであるとき、誰かがそれを実行する
・うまくいかなくなる方法がない時でも、うまくいかなくなる
・だからといって放っておいた場合、悪い状況からさらに悪いの状況に自動的にシフトする
・もし何かがうまくいっているようなら、あなたは何かを見落としている
・世界は常にくそったれな事態を隠す
結論:世界はくそったれだ

責任転嫁

 日本人は、水と空気と安全はただで手に入ると無意識に考えているのでしょう。
買いだめは、安全を個人的に保障する行動なのでしょう。だって地震はいつどこで
起こるかわからないし、政府や電力会社は無責任だし。しかも買いだめは自分一人
だけでなく、みんながやっていることだからと責任転嫁できるし。


 モンスターペアレンツも親の監督責任を学校へ責任転嫁している場合が多いような
気がします。N先生から聞いた話ですが、休日の夕食準備中に学校から「子どもが
怪我をしたのは、学校の管理責任」だと親が言って来たので、夕食も食べずに
あわてて学校へ行ったそうです。詳しく聞くと、休日に学校の鉄棒で遊んでいた
子どもが鉄棒から落ちて、鉄棒の下の砂場を囲っている木の枠に頭をぶつけて怪我を
したそうです。怪我をした子どもの母親は「一緒に運動場にいたが目を離して申し訳
ない」と言っているのに、その母親とぺちゃくちゃおしゃべりをしていた別の母親が
クレームを付けてきたんだそうです。だいたい休日の運動場は、一般開放していない
から、学校に許可されていない不法侵入者が文句を言うのはおかしい。子どもの監督
義務をじゃました責任逃れに、正義の味方面して学校にクレームをつけたとしか
思えない。鉄棒が壊れていたわけでもないのに学校の管理責任を言い立てるなら
今後一切、放課後や休日の運動場を立ち入り禁止にして、ガードマンの費用も子ども
手当から徴収するしかないと思います。


 それから残業手当ももらえない学校の先生を呼び出すかわりに親がボランティア
でパトロールするべきでしょう。自分が出来ない事を無料で他人に要求するのは、
責任転嫁そのものです。それでなくても教員も県が赤字だからと給料カット
されているのは、赤字を大きくしておいて退職金は満額もらっていった前知事や
前議員や前県幹部達の責任転嫁なのだと思います。

今できること2

moomin6302011-03-17

 不要不急の買いだめはしない。
「こういう品物の買いだめ(はやめ)ましょう」という政府の発表が国民に「その品物を
買いだめしましょう」と言っているように聞こえるのは、6-30の耳のせいでしょうか?
特にマスコミは、次にこの商品が品切れになりますよというニュースをやらせで報道
しているように見えます。
 オイル・ショックの時にトイレットペーパーや洗剤を山の様に買い込ませたのは、
マスコミの責任だと思います。日本の生産能力は十分にあったのに、もう手に入らない
かのような報道で視聴者を煽って、買いだめさせたのですから。需要がこのくらいで
供給能力がどれだけで、現在の品不足は物流の関係でいつごろ解消するか正確に報道
されていれば、パニックは起こりません。
 各家庭に1個ずつ常備させる事に成功れば5千万個売り上げが増えると考えた人の
陰謀かも。富士市の製紙業の社長さんに聞いた話ですが、「オイル・ショックの時に
マスコミに煽られてトイレットペーパーの製造設備に切り替えて増産していたら、
その後の買い控えで倒産していただろう」ということでした。
 ほんまにマスコミというのは、正義の味方のようにふるまって、人の不幸を食い物に
する(視聴率稼いで喰っている)吸血鬼のような存在ですね。
もとい吸血鬼も迷惑する存在ですね(萩尾望都先生ごめんなさい。orz)

はざまの漫画家さん・その4

moomin6302011-03-16

桂むつみさん
週間マーガレットの全盛時代(「SWAN」や「オルフェウスの窓」連載時代)に
タヌキ顔の女の子(縦の方より横の方が長くて目が大きい。まるで壁掛けタヌキの
顔そっくり)を主人公にした漫画が毎号,必ず見受けられました。5年間くらい
でしたが、桂むつみさんは、さだまさしの大ファンだったようで、歌詞にあわせて
あこがれの学生生活を乙女チックに描かれています。
  街角のメルヘン(1978年5月20日
  初恋初雪(1978年12月20日
  みるくパステル文庫(1980年12月25日)
  月のひとしずく[1](1981年5月30日)
  月のひとしずく[2](1981年6月30日)
  うそでしょオ?(1982年1月30日)
  センチメンタル(1983年5月30日)
単行本は、以上ですが、復刻してほしいものばっかりです。ハッピーエンドでもなく、
一条ゆかりのようなアンハッピーエンドでもなく、時の流れを感じさせる作品です。
寿退職されたようで、その後が気になる消えた漫画家さんの一人です。
里中満智子さんが、6-30を少女漫画という泥沼の中に誘い込んだカッパなら、
桂むつみさんは、頭の先まで少女漫画の中に引きずり込んだカッパさんです。


水星茗さん(1953年10月25日)
代表作は「エチエンヌ・シリーズ」
デビュー作の「かわいい子には愛のムチ」ですっかり虜になりました。
この人のユーモアの感覚は吉田秋生に通じます。この方も消えた漫画家さんの一人。
文庫版が出たということは、出版社は消息をつかんでいるのでしょう。


岩館真理子(いわだて まりこ)さん(1957年2月8日)
代表作は「うちのママが言うことには」
でも6-30は「ふたりの童話」や「ふくれっつらのプリンセス」の方が好きです。
端麗という言葉は岩館真理子さんのために生まれたのでしょうか。

恫喝

計画停電は、国民に「どんなに原発で事故がおきても文句を言うな。もし原発が無く
なったらこんなに不便になるんだぞ」と恫喝しているように思えます。
それでも粛々と従う日本国民はすごいな。被災地でも食料不足なのにきちんと行列
してスーパーに並ぶ姿にも頭が下がります。

発想の転換

不謹慎やからイベントを自粛しましょうというのではなく、イベントで人を集めて
義捐金を大いに集めましょう。歓送迎会も会費の1割位を寄付しますからという事で
どんどんやって救援や復興に役立てましょう。開始する時に被災者に黙祷を忘れない
ようにしても不謹慎だというクレーマーは、他人が幸せになると気に入らない不幸な
ひとです。

今できること

 被災地で頑張っておられるマイミクさんに励ましのコメントを送りました。
 義捐金に応募するのはもちろん。まずは節電に協力。被災地の応援で手薄になる
病院や消防署や警察のやっかいにならないように注意すること。
「怪我や病気は自分で治すのよ。先生はお忙しいのだから。昨年の6-30みたいに
白衣の天使がいっぱいいる天国と行ったり来たりしないように」と言われました。
事故や病気だけでなく、火の周りや戸締まりにも注意しましょう。
 あとは防災グッズや非常食の備蓄か。
もう懐中電灯や携帯ラジオ、乾電池、それにポリタンクからトイレットペーパー
まで品切れだそうです。急いで買いだめする必要はないですが、忘れないように。
したいです。でも6-30の好物のおしゃぶり昆布が売り切れなのは許せない。
放射能漏れ対策のヨード補給のためなんですか?小麦粉や乾麺なんかも値上がり
する前に備蓄しておきたいな。