日々幻のマリ先生
http://d.hatena.ne.jp/hibigen/20050207#p1

「こんなに大切なもの、もらっていいの?」と聞くと、「うん。先生にみてもらいたくて、頑張ったんだよ。」というのだ。涙が出た。世界でたった一つの、Kくんの手書きのカレンダー。早速医局の机に飾った。宝物は、こうして増えていく。

読んだだけでも、素直にうれし涙が出ます。Kato Reikoさん、女の涙だけじゃありません。6-30のような純朴な心の持ち主も涙が流れ出ます。

 
昨日のプロジェクトXでも10年前の地下鉄サリン事件のとき、最後まで持ち場を守って「ホッとしたら意識がなくなった」駅員さんの笑顔や、救急病棟で原因不明のまま副作用の強い薬を使うかどうかギリギリの決断を迫られた医師が「効果が有りました」の報告でホッとして笑顔になったのを見て自然に涙ぐんでいました。悲しい涙よりも、嬉しい涙とか、悔しい涙の方が出ますね。院長先生の「大病院は、いつ戦場になるかわからない」にも感動しました。

 
Fちゃんと、そのお友達2人と6-30の4人で飲んでいて、サリン事件の話題になった。ちょうど10年前。東京の子は「高校に自転車で行ったのよ。先生が出て来ないからお休み。儲けたと思ったわ」。Fちゃんは「帰ってきたら、テレビで大騒ぎ。何が始まったのかビックリしました」もう一人の子は「どのチャンネル回しても全部同じニュース。つまらなかった。ヘリコプターが煩かったな」6-30は「東京にいなくて良かったと思った」今でも東京は恐いです。

 
でも未だにサリンの後遺症で悩んでいる人が大勢いらっしゃる。松本サリン事件も同じ。最初警察やマスコミから犯人扱いされていた河野さんの奥さんはどうなったんでしょうか?


警察やマスコミは御粗末。有機リン系の中毒=農薬で第一発見者を疑うという図式。科学知識が無いから、農薬を混ぜれば簡単にサリンができるという思いこみ。材料さえ手に入れたら、サリンも核爆弾の方が簡単にできますよ。トム・クランシーの小説みたいに。バケツの中で核分裂反応が起こせる技術大国だもの。サリンも簡単に家庭で調合できると信じてたのかな。