山菜の天ぷら

「6-30は、まだ帰らないの。もうじき美味しい山菜が届くから、天ぷらにしてあげる」
サックス吹きのおじいさんが新潟の方で山菜を取ってきてお土産に届けてくれるから、それまで待っていろとママが言う。7時前から飲んでいた客は待ちきれなくなって帰ってしまった。Sちゃんと二人でだべりながら泡盛なんぞを飲んでいたら、スーパーの袋に2杯も山菜が届いた。

 
タラの芽にコゴメ、コシアブラ、行者ニンニク、ワサビ、フキの塔と春の香りが一杯。ママがパリッと揚げ立ての天ぷらは沖縄産の天然塩をつけて食べるのが最高。口の中でとろけます。飲むのは焼酎の水割りがいいな。さすがにネコ舌の6-30でもフーフーしながらいただきました。コシアブラがほろ苦くて一番山菜らしい。香りは行者ニンニクかな。今年は雪が深くてゼンマイのとれる所まで車が入れなかったとか。ご馳走様。おじいさんもママとSちゃんにはさまれて嬉しそうでした.