自分に限界を設けない。。

すいしょう先生のまめぞう「夢」
http://d.hatena.ne.jp/MAMEZO/20050612#1118538243

「先生の夢とか、目標はなんですか?」とお尋ねしました。
「うーん、わからないね」
「ただ、自分に限界は作りたくないんだ、どこまでやれるかどうかわかんないけど、動けるうちはどんどんいこうと思ってるんだ。。」
正直、はっとしました。
・・・

「将来何になるの?」ってよく聞いていたんですが、知らず知らずのうちに、何かになるところまで。。という限界を子供たちに植え付けていたのではないか。。
これからは、「将来どんなことがしたい?」と聞くようにしよう!と思っちゃいました。

すいしょう先生のお話は分かりやすいから。なるほどと思います。6-30も「自分に限
界」を作って、それを口実に努力をサボってきました。ウチの業界は5年先がどう
なっているか分からないから10年先は5里霧中。その場しのぎのくり返しになりま
す。

 
場末のスナックのマスタもよく夢について語ります。
「俺達の若い頃は、夢があった。頑張って働けば、何でもなれる。今は何も持っていないけれど、何でも手に入る。無我夢中で働いた。給料だって2倍3倍はアッという間だった。それが今の人は可哀想だ。夢の持ちようがない。欲しいものは親にねだれば手に入るし、それがダメなら親に暴力ふるうか、他人から奪うか。自分でコツコツ働いて手に入れた時の喜びも知らないし、ものを大切にするということが分からない」

 
場末のスナックのBGMは有線でいつも70年代のヒット曲が流れています。BGMに合わせていつも口ずさんでいる音楽好きのマスタの知らない曲もあります。
「仕事が忙しくて、歌を聞く暇もなかった頃に流行った歌」
だそうです。6-30もこの前カラオケで年代別に探していたら、3年間くらい歌を覚えていない空白期がありました。月150〜200時間くらい残業をしていたころです。

 
「俺達が頑張って日本の経済を立て直したから、お前達が今こうしてお酒を気楽に飲めるようになったんだ」
ハイそのとおりです。ありがとうございます。マスタも子どもが二人とも大学を卒業してから、家も財産も奥さんに渡して離婚して、裸一貫やり直して今のママに巡り会ったという方やから、すごいな。リーマンをやめてママの夢だったスナックを開いてバックアップ。なかなかできませんよ。まだママがプロじゃないから・・・。

でもすいしょう先生のお話を読んでよく考えたら、ママの夢はスナックのママになることではなく、ママの手料理を食べて喜ぶ客の顔を見たいということと、みんなと一緒に楽しく酒を飲んでお話したいということなんだと分かりました。
 
「将来何になるの?」というのは肩書きとかラベルで判断したがる日本人の悪い癖ですね。その人が何をしているのかを見る目がないから、学歴とか職業とか会社名とかを大事にしたがるのでしょうね。