職業の貴賎

王様の耳はロバの耳/Reiko Katoのお仕事日記
http://www.enpitu.ne.jp/usr9/bin/day?id=94110&pg=20050721

私は、実は「賎業」というのはあるのではないかと思っている。・・・
例えば銀行員なんていうのは、何処へ行っても信用されるし尊敬される。…
漫画家なんて、所詮河原者ではないか。そして、そうしたある種の屈折感と、その裏返しである意地、これがないと人の魂を揺さぶるような芸術作品は作り得ないのではないか、という気がするのだ。

職業の貴賎ではなくて、看板の貴賎かな。自分で相手の本質を見極める目がないから、血統とか家柄とか系図とかをありがたがる。寄らば大樹で名前の知られた大企業なら信用される。銀行なんかその典型。でも銀行員でも合併でリストラされたり、今は色々あるようですね。

会社の名前だけを大事にしていても、経営者が利己主義で赤字隠ししたり、儲け主義に走って無責任だとM自動車とか、Y乳業とかKボウとかのようにあっというまに信用をなくして転落しました。それでも居直っているのが、談合の道○公団とか年金の厚○省とか。そんなところに税金を穴埋めにつぎこむのはやめて欲しい。

 
元ネタはこちらです。
●大きな声では言えないけれど、2005/07/21
http://d.hatena.ne.jp/s_voice/20050721

大反対したのは夫と娘。理由は「カッコ悪い」耳を疑った。特に娘の場合は、友達から
「お母さんの仕事は何?と訊かれた時にパソコン教室のインストラクターだったらカッコいいけど、クリーニング屋さんのパートと言うのは恥ずかしい」

と言うのだ。仕事の何たるかも分からない小娘のその言葉に、怒りというよりもショックを受けたのだ。こんな小娘の中にも職業に対する偏見が根付いている。その原因が私にもあることを同時に思い知らされた。

 
Reiko_Kato 『クリーニング屋さんのパートと言うのは恥ずかしいなんて、そんなことを言うアンタが一番恥ずかしいよ、って言ってやれば?』
s_voice『実は、その時ぶっ飛ばしました(^^;
で、話をしたのですが、分かったかどうかは…ですね。ホント恥ずかしいです。)

すずさん、素敵なお母さんです。金さえ儲ければ偉いとか、汗を流すのは馬鹿だとか、いつからなったのでしょうか。