自民党圧勝

日本人は水戸黄門が好きやから。自分で何とかしようと思わずに、誰かがスパッとやってくれることを期待している。それが庶民のためになることならいいけど、今までの小泉の政治は弱いものいじめで強いものの味方です。それに対して評論家的にあとから文句をいうだけ。そういう人が積極的に小泉に投票したということでしょうね。それから不景気の時は保守に回帰するというのは、当たっているのでしょうね。

  
与党に投票した人は、「郵政改革」という印籠に期待して小泉に投票したと考えているかもしれないけど、実際は白紙委任したのと同じです。小泉が来年9月にやめたとしても、そのあとの総理大臣はやりたい放題。大増税に福祉切り捨て、憲法改正だって可能な数字。次回の参議院選挙で与党が過半数を割っても、衆議院の2/3以上で再決議すれば、どんな法案でも成立する。絶対権力は絶対的に腐敗します。人下は権力をもつと傲ります。

 
これから4年間、無茶苦茶痛い目にあわない限り、日本人は目が覚めないのでしょう。全員一致で選ばれたわけでもないのに、「自民党総裁に逆らうやつは自民党員じゃない」と平気で言うのだから、「国会の2/3の絶対多数で選ばれた総理大臣に逆らうやつは非国民だ」というのも冗談ではなくなりそうです。それが高級官僚とか悪いことをしたやつではなくて、弱者に向けられそうですね。

 
ヒトラーだって正当な民主的な選挙で選ばれて政権をとったことを忘れてはいけないと思う。マスコミも「郵政民営化で公務員は減る」と叫んでいた小泉に「それで税金はいくら節約できるんですか?」と質問して郵政民営化では公務員給与を1円も節約できないという事実を明らかにして、小泉のウソを暴かないのはけしからんと思う。
 
今回棄権した1/3の国民も白紙委任したのやから、何をされても文句をいう権利はないと思います。
ガッシュさん、レスが長くなりすぎました。orz