イルカとクジラ

IWCで相変わらず日本が悪者。「哺乳類だから食べてはいけない」「頭のいいどうぶつだから」なんてのは明らかにおかしい。牛は食べていいのか馬はどうなんだ?犬や猿さえ食べているところがある。ベーコンはイルカとクジラでは脂身の厚さが違うから分かるけど赤身の肉は差が分からない。尾の身なんかで安いのはイルカだとか。もっともイルカの大きいのとクジラの小さいのはどう違うのでしょうか?

シロナガスのようなヒゲクジラは餌がオキアミのようなプランクトンやから、あまり人間と競争にはならない。抹香クジラはイカなんかが主食みたいやし、それ以外の歯クジラやイルカはイワシなんかの魚が主食。釣船ではイルカを見かけると魚が散ってしまって全然釣れなくなるから、場所を変えようとする。ところがどっこいイルカは頭がいいもんやから釣り船に付いてきて、魚のいる所まで人間に案内させちゃう。

ミンククジラなんかも毎年5万頭くらい増えているんですか?それだけ喰われてしまうイワシもふえる訳でその分人間の口にはいるイワシが減るんですよね。大体クジラの数がこんなに少なくなったのは、反捕鯨を言っているアメリカやヨーロッパの国が油を取るためだけにクジラを捕りすぎただけでしょうが。ぺりーがなぜ日本に開港をせまったのかというのは、捕鯨船に水を補給するためなんやから。

環境を守れと言っても、特定の動物だけを保護すると自然のバランスがおかしくなってかえって壊れるということを知らないのでしょうか。たんに文化の違いではすまない問題ですね。