一の酉

他の客も帰ったし、そろそろお愛想して帰ろうかと思っていたらA子先生がお友達と一緒に綿菓子とかクレープとかタコ焼きを持ってきてくれた。花園神社の一の酉の宵宮だって。福熊手は前年と同じか、少しずつ大きいものに買い換えなきゃいけないそうです。


威勢のいい熊手の店ばかりじゃなくて、いろいろな食べ物の屋台も楽しみ。熊手が売れるたびにシャンシャンという手拍子を聞きながら飲む酒もいいものです。今年は二の酉が土日だから混雑しそうです。「三の酉まである年は火事が多いんだって、なぜ?」と聞かれたので「きっと三の酉が火の鳥なんでしょ」とごまかしました。


宵宮は徹夜でやっているみたい。お隣の居酒屋に通いだした最初の年に、ママが「6-30さんは三の酉初めてでしょ。一緒に行ってきたら」とアルバイトの女の子を案内役にして、花園神社に連れて行ってくれました。すごい人出だったので、はぐれないようにしっかり手をつないで夜店をまわりました。ちょっぴり甘酸っぱい想い出。