ヤキイモの効用

プーンと甘い香り。あっヤキイモだ。食べたい。
駅のプラットホームに電車が着いて、扉が開いた。
焼き芋を持って待つ客が入れ替わりに乗ってくる。
我慢しきれずに6-30は電車を降りちゃった。
駅の階段を降りた所でヤキイモ屋さんのトラックが。
一人並んだらアッという間に5〜6人の列が。
みんなヤキイモ好きですね。ちょっと大きいから
500円のを買って場末の飲み屋へフラフラと。

 
場末の飲み屋さんで、ママの娘さんもいたので
アツアツのヤキイモを「はいお土産」
娘「食べていいの?ワーうれしい」
ママ「大きいからみんなで分けていただきましょ」
マスタ「美味しいね。久しぶり」
常連さんたちとも仲良くお話しながら飲めました.
A「もうそろそろ店を閉めてラーメンでも食べに行こうか。」
B「ママもママの娘さんも一緒に食べに行こうよ。」
ママ「6-30さんも一緒に行くわよね。」

 
お土産に持ってきたヤキイモの効用かな。誘っていただけた。
娘「待ってて、これ寝巻きだから着替えてくる」
すっぴんでジャージ姿のママの娘さん。
待てど暮らせど出てこない。水割り2杯飲み干してしまった
A「もう寝てしまったんじゃない?」とけなしていたら、
化けますねー。若い女の子。まるっきり別人。
出てきたのはお化けじゃなくてバリバリのギャル。
素顔はおとなしそうな普通に可愛い子。
化粧したら昼間の下北では近づけないよ。
6-30も下北はよく分からないので、連れていってもらいました。

 
チェーンのラーメン屋さん。それなりにお客が出たり入ったり。
野菜炒めとか餃子やチャーシューをおつまみにして
サービス価格のレモンサワーなんか飲んでいた。
そこへちょっと粋な感じの女性が入ってきた。
年は30は越しているかな?6-30はよく分からん。
A「俺ああいう感じの女が好み」
630「男は浮気っぽいから。Aさんは病気みたいなものかな?」
ママはまた始まったという顔して
ママ「どうせ私は美人じゃないから」
いえいえママは6-30やBさんの好みの顔です。