ジーンとくるイイ話

自称、非コミュのトモさん「あるひとりの友達」
http://d.hatena.ne.jp/tomo-moon/20070416/1176710814

謝恩会にはふたりだけ出ずに語り合った
しかし就職してしばらくしてのこと
ある日ぷっつり連絡が途絶える
彼女から拒否されていることを知った
ワタシがいい加減で自己中心的すぎたのだ
それだけならまだしも全く自覚のないままに
彼女にとってはどうしても許せないことを
してしまっていたという事実を後で知る

卒業するとき
ワタシは彼女以外の友人を捨てたつもりでいた
けれど彼女はワタシも一緒に捨てていたのだ
 
ショックだった
そして愚かな自分を恨んだ
何も出来ぬまま時はただ流れていった
1年以上経過したある日のこと
このままでは一生後悔するだろうと
手紙を書いた
封筒に収まりきれないほど長い長い手紙
自分がしてしまった愚かなことへの謝罪と
就職してからこっちのやぶれかぶれの日々と
そしてせめてもう一度でも会いたい気持ち

・・・
そしてようやく会える日
後ろから呼ばれて振り向いた
数年ぶりの再会
もうないだろうと一度は諦めかけた再会
・・・
「昨日も会ってまた今日も会ってる」
としか思えなかった
なーんだ感動的な再会じゃないじゃんなんて
顔つき合わせて思いきり笑いあった
 
大切な友達は時間軸の外にいたことを知る
会う人会う人との間に壁を作り作られ続ける

そんな愚かなワタシをついに見かねて
神様がくれたプレゼントだと思うことにしてる

何度読み返しても、ジーンとくるいいお話です。自分は親友だと思っていても自分勝手なことばかりしていると相手は振り捨ててしまう。それでも諦めきれずに伝えた再会の熱意に神様が応えてくれたんだよね。その親友と神様に感謝しなきゃ。6-30もレスくれる人やコメントしてくれる人に感謝しています。たとえ。どれだけいじめられても。