合格発表

N先生、「面接で失敗した」ってしょげていたけど、結果は分からないんだよね。
確かに一次試験の論文は何カ所もの教育事務所の所長さんが覆面採点(受験者名隠し)して、その合計で決まるから、実力だけしか合計されないけど、二次試験は形だけで、引きというか学閥とか派閥の関係で、力のある校長先生が推薦して合格が決まるような所がある。たとえば県小○研の役員を何年やったとか、実践記録とかで何賞を受賞したとかという実績も含めて、付属小学校の経験があるとかないとか、指導員の経験があるとかを口実として校長さんたちの推薦点を加味して合格者が決まるみたい。逆に教員が問題を起こした時には、その問題教員をどの校長が推薦したかまで問題になるそうです。ペーパーテストだけで決まるのではなくて内申書の点数も合計して決めるのは教育者には必要でしょう。でもそこに依怙贔屓がはいる余地がありそう。

N先生は現場志向が強いから、この手の話にはうとかったけど、今年はお世話になった校長さんや教頭さんが大勢定年退職されるからと、県小○研の送別会に初めて参加して内実を教えて貰ったんだって。6-30の伯父さんにも校長先生がいるから、いろんな話を聞いた事がある。誰の系列につながるか。それこそ誰に仲人を頼むかとか、偉い校長先生の子どもが同僚にいると、仲良くしておくとか。そうすると推薦されて色々な仕事が回ってきて、きちんとこなすと、それが実績につながる。

N先生も県小○研や市○研の役員を何年もしていたということは、どっかの偉い校長先生に推薦されているはず。何年か前の全国大会の時に過去の校長会会長さん全員の顔を知っているのは、N先生だけだから受付とVIPルームまでの案内係をやったら、みなさんに覚えてもらってたて嬉しそうに言ってたよね。

Kタンも面接で失敗したと思っていたけど、校長先生の推薦点数が大きくて、教育センタの採用試験に合格したそうです。(面接官が知り合いの人で、合格してから聞いた話)。N先生だって教育大学の大学院を受験する時の選抜試験で、あらかじめ合格者が決まって居るんじゃないかと思うくらい実績点というか推薦点が大きかったんだよね。(推薦入学だけだと文句が出るから選抜試験実施。でもN先生は大学院はきちんと入学試験を受けて合格しています。もちろん単位をとって修士論文を書いて合格して卒業した修士ですよ。ついでに教員免状も専修免とってます。)

最終的な二次試験の合格発表は人事異動の時まで分からないから、来年度の人事構想が大変。N先生が残る場合と残らない場合を想定して2種類つくらなければならない。特にN先生の後任候補が帯に短し、タスキに長しのドングリの背比べ状態。(N先生が務まるんだから誰でもできるんだろうけど、校長先生や教頭先生のお側用人という観点ではN先生の真似ができないかも)しかも玉突き状態で担任が入れ替わるから。3月まではハラハラの連続かな。