小学校の想い出

ミナタンは小学校4年の時に初めて先生に叱られた。それまでは優等生をめざして頑張っていたから叱られたことがなかった。叱られた理由は、「隣の席の男の子を苛めずに仲良くしなさい」って。

ミナタンは席替えでいつも一緒になる男の子がうざくて、いじめたんだ。相手の男の子はミナタンのことが大好きらしくて席替えの時にかならずミナタンをご指名。(キャバクラじゃないよ)ミナタンに構ってほしくて、授業中でもピョコタン登場とか言って指先2本出してピョコピョコ歩いてミナタンの机に侵入。もちろん休み時間や放課後なんか金魚の糞。そやからミナタンは「うるさい。アッチ行け。きたない。」とか言ってその男の子を嫌った。嫌われた男の子は先生に泣きついた。

女の子3人で下校しようとしたとき「ミナさん、ちょっと」と先生に呼び止められて、友達2人は「じゃー待ってる」。先生に叱られているうちに涙がボロボロ出てきて止まらなくなったミナタン。そのまま家まで走って帰ってそれでも泣きやまなかった。友達2人も呆然として見送るだけ。

泣いた理由は本人も分からないと思うけど、きっと悔しかったんだろうな。いくら相手がミナタンの事を好きでも、ミナタンが相手を嫌いなら仲良くしなくてもいいはず。自立心というか反抗期かもしれないけど、成長の一段階だよね。それを理不尽に先生に一方的に叱られたから、つまりミナタンの人格を無視された訳だから泣いて抗議して当たり前。

小学校の時は、女の子の方が早く成長するというか、大人になるんだよね。男なんかガキのまま。席替えの時に希望を入れる先生も問題ありそう。人気投票じゃないんだから。でも6-30もミナタンと同じクラスなら・・・。
実際に男は恋愛感情の目覚めは遅かったような気がします。全員平等に仲良くなんてできる訳が無いと思うけど、間違っているのかな。ミナタンは小さいときから人気者。天狗にならずにそれだけ気を遣うようになったのは立派だね。

転校生の女の子の時も、個人的には仲良く遊んだけれど、みんなが仲間はずれにすると、一緒に仲間はずれにするようになって結局、不登校。あれは悪かったて反省するミナタン。でもみんなと一緒でないと自分がイジメの対象になるんだよね。6-30も小学校は3つ経験してます。転校するたびにボスと取っ組み合いの喧嘩。早生まれで体が小さかったから、喧嘩は負けるんだけど、仲間にはすぐ入れて貰えた。ボスを選んで喧嘩ふっかけるというのは、イジメの対象にならないための生きる知恵だったのかな?

ミナタンは5年生の時は隣のクラスの男の子に片思い。「今頃あの子はどうしてるだろう」と遠い眼のミナタン。おませさんていうか、当たり前か。先生から「この不良」と言われてショックを受けたという中学生の時の想い出は次の機会に聞かせてね。