エクボが深くなったのは、太ったということなのかな?ミナタンが久しぶりに輝くばかりの笑顔で現れた。今日も研修なのか、スーツ姿。黒い服は、肌が白く見えるからいいんでしょうね。別に喪服フェチじゃないけど、女性が綺麗に見えるのは、いいことです。

ミ「お久しぶりです」
K「ワー、ミナちゃん久しぶり」
ユ「先輩お久しぶりです」
ミ「ユカ真面目にやってるんだ」
K「ミナちゃん少し痩せた?」
ミ「そんなことないですよ。下半身が太って」
思わずスカートからスラっとのびた足に目がいってしまう。いつものスニーカーじゃなくてヒールだから余計にスマートに見える。
6「全然太ってないよ。相変わらずスマートだよ」
ミ「でも以前に6-30さんから顔が太ったて5回も言われた時はショックでした」
6「ゴメンあの時は酔っ払っていて。顔が丸くなったて言っただけで太ったとは言わなかったよ」
K「同じ事じゃないですか。女の子が嫌がる事を言うのはセクハラですよ」


6「アレッ今日は卒業式の前の日だから来ないかと思ってた」
ミ「ちょっと先月分のバイト代を」
6「セブ島の感想は?泳いだの?」
ミ「少しだけ泳ぎました。良かったけど、食べ物が合わなくて。ミヤもカッパも3日目にダウンして点滴受けました」
6「ミヤタンだけじゃなくてカッパちゃんも点滴だったの?せっかくの旅行が大変だったね。いったい何食べたの?」
ミ「私、肉が大好きなんだけど、何の肉か分からないのが出たんです。カッパもカエルは食べたことがあるけど、これは分からないって。ミヤは沢山食べたけど、味も辛かったので、私はほとんど食べられなくて」
K「セブ島はどこのホテルに泊まったの?」
ミ「○○ホテルです」
K「あそこは日本人専用だから」
ミ「Kちゃんも行ったことあるんですか?」
K「3年前かな。そのホテル泊まったよ。それきっと犬の肉よ」
6「ネコの肉でなくて、良かったね」(ネコ大好き人間のミナタンもホッとしている。)
ミ「犬って食べられるんですか?」
6「赤犬が美味しいって聞いたな。W杯の間は犬肉禁止だったでしょ。お隣の国」
K「赤犬ってどんな犬ですか。柴犬みたいのですか?」
6「もっと茶色くて毛の短い犬」
Kタンは犬好きの肉嫌い。チワワに洋服をいっぱい買う位の親バカです。でも餃子なんかの挽肉は大丈夫。お腹一杯食べてしまいます。



K「彼氏はどうなの?」
ミ「なんか面倒で、就職したら別れるかも。不潔な感じがするので、チューもダメ。ディープキスなんかとても考えられない。飲み物や食べ物もきちんと分けないとキモイ」
K「分かる、分かる。所詮彼氏は赤の他人。肉親でも分けてないとイヤなのよね」
ミ「6-30さんはどうなんですか?」
6「大好きな彼女なら飲み物や食べ物は平気。彼女の食べかけなら余計に喜んだりして」
ミ「当然キスも平気?」
6「そりゃ彼女のどこでもOK。惚れたらアバタもエクボ。て何言わせるの。これ以上はノーコメントだよ」
ミ「匂いも気になるんですよね。特にワキガなんか」
K「女性にもいるのよね。本人は気がつかないみたい」
ミ「会社でもいてね、周りの人も何も言わないの」
6「会社はやっぱり無理?気の合う友達もなさそうだし」
ミ「どう考えても合わない。親もやめたらて言ってるし」
6「次に働く所を見つけてから辞めたら」
K「嫌な所を続けろと言うんですか?」
6「KTさんみたいに初出社した日に交通機関の事故で遅刻したら、上司から文句言われたので辞表を叩き付けた人もいるからね(笑)。でもあそこまで出世してるしね。それでもいいけど、嫌な所を経験した方が、次がよりよく思えるかな」
ミ「職場の問題でKちゃんも去年食事もできない時ありましたよね」
K「ウンあの時は周りが親みたいな年の人ばかり。どうつきあっていくか全然わからなくて、一週間くらいまともに食べられなかったナー」
6「そうそう、ケーキなら食べられるかもと、6号のホールケーキを買ってきたらKタンは一人で半分食べたんだ。でもそれを見てホッとした。人間は食べないと元気出ないからね。Kタンも辞めたがっていたような覚えがある。」
K「私は、自分のやりたい仕事だったから、なんとか持ち直したけど、友達は3人も1年以内に辞めてます」
6「みんな入りたい会社じゃなくて、入れる会社に入っているからな。でも仕事の内容よりも会社の雰囲気というか人間関係の方が重要な気がする」