就職戦線異状なし

女子大生の就職戦線も一時の氷河時代から冬の塹壕戦くらいになったのかな?ナンちゃんやユカちゃんの学校でも就職ガイダンスが始まりました。月水金と週に3回も。18:00〜20:00まで。身だしなみから敬語の使い方とか態度とか、自己評価シート作成したり、大変らしい。でも他人事じゃない自分のためやから、みんな必死です。


先月「コレで髪を染めるのは最後」といって明るい色にしていたナンちゃんも、もうすぐ真っ黒に染め直さなきゃならない。ラクロスの朝練でいつも髪の毛が痛めつけられているナンちゃんには、アジエンスのトリートメントをプレゼントしました。
ナン「ワー良かった。私の使っているシャンプーと同じブランド。でも何で6−30さんがご存知なんですか?」
63「ナンちゃんの使っているのと同じなんてホンマに偶然。でも良かった、そんなに喜んでくれて。でも家族で同じ銘柄のシャンプーは使っていないの?」
アジエンスは薬屋さんで2割引セールの目玉商品。ムーミンはトリートメントは使わないから。シャンプーとコンディショナーは使っています。)
ナン「それは大丈夫。姉も妹も別のを使ってますよ。でもこのトリートメントをくれるという事は、そんなに私の髪の毛痛んでいます?」
63「そりゃあ週に4回も朝練やっているのやから、どうしてもね」
いつも4時間くらいは日光にさらされて汗まみれになって髪の毛を痛めつけるサディストだよね。


ユカ「スミマセン、ママ。明日は就職ガイダンスがあるので、お店に入るのが遅くなります」
ママ「そう就職シーズンの開始ね。自分の行きたい所へ行けると。イイわね」
ユカ「自分の行きたい所?が、まだわからないんですよ」
63「自分自身が分からないのに、行きたい所なんて無理だよね。でも先輩達は行きたい所じゃなくて、入れる所に就職したから、半年くらいで辞める人も多いよね。典型的なのはミナタン。内定して研修は受けたけど入社式の前に辞めちゃった。でもアレは職場の人間関係が最悪だったらしいから、特別やけど」
ユカ「自己評価シートを作成するのも大変だけど、私の場合は教職とっているから教育実習もあるし」


仕事とか業務の内容なんて外から見ただけでは分からないし、現在一流の大企業と思われていても、何時会社がなくなるかも分からない時代。山一証券でも雪印でもあっという間になくなった。M自動車だってホークスの親会社だって、いつなくなるか?「寄らば大樹の陰」で有名企業を目指すのも一概に悪いとは思わないけど、それがずっと変わらないという幻想だけは捨ててほしいな。むしろ今は相手にもされないくらいの所の方が伸びる可能性は大きいと思います。


それよりも企業風土というか人間関係の方が大事なんじゃないかな。ユカちゃんみたいにいつもニコニコして愛嬌のある子は得だね。みんなから可愛がられる。まあ意地悪な先輩の女性から目の敵にされて、いじめられる心配がないとは言えませんが。後は資格。取れる時にとっておいた方がいい。6-30なんか、なかば会社命令で就職してから女子高生に囲まれて試験を受けました。幸い合格したから良かったけど、女子高生でも60%位は受かるのかな?すべっていたらさんざん馬鹿にされてましたね。