民間研修

N先生は、今「○○等民間研修」で1ヶ月間ホテルに行っています。フロントからバックヤード、宴会やレストラン、ルームメーキングから営業や広報に至るまで色々な部門を回っているそうです。
 
「先生やったら、物覚えも早いし、お客の応対も上手やから、定年になったらうちのホテルにおいでよ」
と誘われたそうです。
「でも誰が行くか」
正社員はごくわずかの若手のエリートと管理者や経営者だけで、後はバイトばかりで、その人間関係に付いていけないと思われたみたいです。またすごく人の入れ替わりが激しいのも嫌みたい。

 
少しでも売り上げを上げる為に色々気を遣うのはいいけど、ホンマのサービスというのは、お客様が望む物を提供することではないか。お客様が喜んでお金を払いたいと思う様にさせることではないか。という想いが強くなったみたいです。欲しくもない飲み物を押し売りするのは、ちょっと。

 
義務教育費が削減されると、研修先のホテルと同様に教諭なんて一部の幹部候補生だけになって、後は年間臨採の講師だけになるんじゃないか。もちろん講師の方が身分保証がないので、1年1年が勝負やから、今の変な教員よりずっと頑張ると思うけど。責任感は少なくなるでしょうね。

 
でも時間だけ勤めたら、後は生活費のためにアルバイトする。それが当たり前になり
そう。今までみたいに時間外を手当もなしに働かせたり、下校後に問題を起こした児
童を警察に引き取りに行ったり、登下校の見張りまでさせるのはおかしいと思います。先生の職務ではないと。そんな雑務をしているより、子どもと一緒に遊んでいる方がずーっと役に立つと思います。