やっぱり仕事は金じゃない

半年ほどスナックでバイトしていた女子大生。水商売を一度経験してみたいからと働き始めたんだけど、ママをはじめ女性従業員のみんなから気に入られて、洋服やアクセサリを買って貰ったり、遊びに連れて行ってもらったり。もちろんお客様にもファンが一杯できました。本人はボーッとしていてあまりお話もできなくてニコニコして聞いているだけ。そこが癒し系のいいところ。若い女の子で女性のみんなから好かれるのは凄いな。

 
多分時給2000円くらいなのかな。1日5時間、週2回で相当稼げると思うけど、本人は他の従業員みたいには何もできないのが嫌とか言って、時給900円の飲食店のバイトの方だけに戻ってしまいました。ママなんか必死に引き留めるのを振り切って。飲食店は結構重労働で、時間過ぎても皿洗いや掃除なんかあっても残業代もでないけど、周りが同じ学生のアルバイト同士で話が合うのがいいのかな?若い内はカラダを動かすのも仕事の実感かも。

仕事は金じゃないんだと思いました。

 
6-30は仕事柄お客さんの所に入り込んでしまう事も多い。その会社の人間関係からすると、中立の第3者の立場を守っているから、色々と愚痴をこぼす対象になってしまいます。どこの会社でもある程度ベテランの女性は、どうしても仕事を押しつけられたり、気が付くと責任を押しつけられたりしますよね。若い男に仕事に対する心構えまで教えたり、課長には方針を決めろと迫ったり。その女性が勤続10年。みんなの前で「私の青春を返せー」

 
総合職じゃないから給料も安いし、出世もしない。そやけどその女性がいなくなったらと思ったら、ぞーっとします。6-30なんか仕事がまともにできなくなってしまいます。少なくとも倍以上時間がかかりますね。お隣の課の女性も鼻歌で「圭子の夢は夜開く」を歌いながら仕事している。よっぽど過去は暗いのだろうな。飲ませてそういう人たちの愚痴を聞くのは中間管理職の仕事じゃないかと思うのですが、「情けは人の為ならず」自分の仕事の為に自腹を切って飲ませてます。