妻という他人

すずきさんの大きな声ではいえないけれど「妻という他人」
http://d.hatena.ne.jp/s_voice/20050528/1117253028

昨晩、息子を泣かせてしまった。テーブルに突っ伏して涙を流し、声を上げて泣いた。小学校4年生の息子は結婚願望が強い。二十歳くらいになったらすぐに結婚したいそうだ。
「結婚すれば奥さんが掃除洗濯をしてくれて、ご飯も作ってくれるから。」
というのが理由だそうで、私は即「甘いね」と突っ込みを入れた。

子ども達には、自分のことは自分でやるように仕向けているつもりなのだが、これがなかなか上手くいかず、結局痺れを切らした私が何でもやってしまう。子ども達も「何でもお母さんがやってくれる」と思いながら育ってしまった。だから、特に息子は、結婚するまでは母親にやってもらい、結婚したら奥さんにやってもらうつもりでいる。私はそこに「甘い」と突っ込みを入れたのだ。

息子が結婚する年齢に達した頃には「縦のものを横にできない、自分の洋服すら片付けることができない、茶碗一つ洗えない、そんな男となんか結婚できないって言われるよ。」と。その言葉で泣き出してしまった。意地悪だったかなぁ。
夫は息子からその話を聞き、私に「そういう時代になるよなぁ。」と言う。そして息子に「自分のことだけでも自分でやるようにしろよ。」と言う。思わず「そういうあなたはどうなのよ。」と言いたくなった

夫と子どもの教育という面では、失敗したというか、反面教師として成功したというか。育てるというのは難しいですね。やってみせて、やらせてみせて、誉めなければ成長しません。放任ではなく自由にやらせる。つまり他人に迷惑を掛けないように、しかも自分で責任を持つのが自由にやるということだけど、これは教えるのが難しいですね。子どもとか、部下では責任がとれません。教えている内に、すずきさんみたいに「痺れを切らした私が何でもやってしまう。」ことになってしまいます。

それよりは「ナニゴトも当たり前ということはない。他人に感謝するのが大事だよ」と感謝することを教えるのが大事なのかな。会社の仕事でも自分一人で全部できる訳はありません。感謝を実践すると文句を言う前に自然にありがとうと言えるようになります。どんな悪口を言われても、無視されるよりは何百倍もマシです。ホンマにありがとうございます。id: kowagariさん。