レス

ガッシュさん、
道徳の発達理論は、6-30の専門ではないので、他の方の論文から引用します。詳しくはそちらを参照してください。段階5とか6は、社会契約とか宗教的な感覚に近いので、日本ではピンとこないかも。
 
道徳(コールバーグ理論)
http://www.urban.ne.jp/home/awamura5/doutoku.htm

①コールバーグは、道徳性は「認知能力」と「役割取得能力」の発達と結びついて発達する、と仮定し、理論構築している。

 
コールバーグによる道徳性発達段階
 
(イ)段階1→「罰回避と従順志向」
 この段階では、正しさの基準は自分の外にあって、他律的である。親や先生の言うとおりにすることが大切なのである。オモチャを手放すのはお母さんの指示に従ったまでで、親切心や仲良くしたいからではない。母親がただ怖いからである。
 
(ウ)段階2→「道具的互恵、快楽主義」
 この段階では、自分にとって得か損かの勘定が正しさの基準になる。将来助けてもらうかもしれない、自然に助けられたことがある、等の理由から援助が行われる。

 
(エ)段階3→「他者への同調、よい子志向」
 この段階では、集団に属し、よりよい人間関係を維持しようと気配りし、立ち振る舞う。良い子であることが習慣的に意味を持ち、正しさの基準となる。良心の内面化が進み、罪悪感が行動を規制する。人からの賞賛を求めたり、叱責や恥を避けることが援助の理由となる。「自分がしてほしいと思うことを他人にもせよ(黄金律)が適用されるようになる。」

 
(オ)段階4→「法と秩序の維持」
 この段階では、社会の構成員の一人として社会の秩序や法律を守るという義務の履行にかかわっている。社会的責任をとることが大切であるが、それは単に友達や親の期待にあった同調行動をとればよいというのではなく(これは段階三)、国家や地域社会に積極的に貢献し、決まりに従って義務を果たし、社会のために自分の役割を果たすことである。

 
※全ての子どもは六つの段階の一つ一つを登っていき、誰も段階0から二に飛び越えて発達することはできない。あらゆる条件下で段階の移行は前進的であり、後退はない。どの文化圏の子どもであってもその発達順序には違いはない。しかし、全ての子どもが段階6まで進むわけではない。

普通の人は4くらいまでは行くのかな。中にはずーっと下の段階の人もいるような気がします。えっ6-30も、その1人だって!それは多分確信犯かも。「6-30にエロエロしてほしいから、エロ小人さんが・・・