はざまの作家さんたち・その2

moomin6302011-03-10

 三原順さん。代表作は「はみだしっ子
泣けてくるくらい大好きでした。グレアム、アンジー、サーニン、マックスの4人の
主人公も忘れられません。マーフィの法則なんかもこの作品で勉強しました。
たしか42歳で病没されたのが残念です。


 神坂智子さん。代表作は「シルクロード・シリーズ」「蒼のマハラジャ
絵はもうひとつやけど、お話は面白いが6-30にはむずかしい。
「小春びより」のような、ほのぼのとしたお話が持ち味かな。


 「はみだしっ子」は連載当時のイギリスが舞台らしいですね。
花の24年組がアメリカではなくヨーロッパを舞台にしているのは、
花の24年組は全共闘世代?だからとか。男は腰砕けになり団塊世代
企業戦士に変身したが、少女漫画家はアメリカナイズされた世の中に
反抗し続けたのでせう。
 大学紛争当時、6-30は小学生で小説では「三国志」「十八史略」「大地」なんか
を読みあさり、兄貴の下宿でガロ連載の「カムイ伝」に夢中になっていた頃。