二次試験合格オメデトー

N「大変、大変、大変」
63「何が大変なの?」
N「今日ね、校長室に呼び出されて、ゴチャゴチャ言われたけど、どうも受かったみたい」
63「そりゃ、大変だ。何の準備もしてないでしょ」
N「そうなの。校長室から席に戻ったら、隣の男教頭が『市教委の○○主幹から聞いたけど、受かったんだってな。おめでとう。分からないことかあったら何でも聞けよ』と言われたけど、何聞いていいか分からないの」

63「でも正式発表されるまでは、内緒にしておかないと」
N「女教頭には何も言ってないわ。もちろん他の人にも」
63「校長さん喜んだでしょ。自分の部下を教頭にするなんて経験は滅多にないから」
N「校長さん喜び過ぎてて、最初校長室で何を言っているか分からなかった。本当にあの校長にはお世話になったし、この4年間助かったわ」
63「校長さんの方が助けてもらったと思ってるかも。問題教頭のお守りをしてもらったり、問題教諭の指導でもN先生やから上手くできたり、問題を未然に防げたり」

 
何が大変なのかと思ったら、二次試験に合格された様です。一次試験は10倍。二次試験は2倍という難関を乗り越えられてオメデトーございます。でも2年連続で一次試験には合格されているのやから、確率的には合格しても当然。もちろん実力的にも
人格的にも問題ないと思うし。○○大学の付属学校や教育事務所や教育委員会というエリートコースを経験していない現場からのたたき上げの管理職も必要だと思う。そやけど大人と付き合うのが一番苦手なN先生。これからが大変ですね。

 
でも先生仲間からはエリートコースの一部に属していると思われているかも。学閥的には主流派の○○大卒で、県小○研の役員を十数年経験していて(本人はお茶くみと謙遜してますが)、とうとう今年度は主務者まで押し付けられてこなしている。実践記録でも付属小学校でもないのに、特選から最優秀賞まで何回も受賞。内地留学で2年間県から給料もらいながら教育大学の大学院を卒業。教員免許も専修免。エリートコースではない例外枠に入れやすい実績ですね。

 
新任教頭で僻地の学校だったら、なかなか簡単には逢えなくなります。6-30と一緒に酒を飲む機会が減りそう。でも携帯で愚痴をこぼすのは変わらないから。頑張ってください。